脳について、一番最初に触れた時代の話を 前回の記事 でさせてもらった。学力もない、塾も通えない、お金もないマリモにとって、窮地を救った“脳の特徴”を意識した勉強法。今回は、そんな“脳の特徴”について、マリモ自身が普段生活の中で意識していることを書いていこうと思う。 先に言っておくと、マリモは脳科学などを専門として勉強したこともないし、何のホルモンがどう作用して、何とかという神経伝達物質がどうなったとか、記憶にはあまり残していない。 実用書などの本から読み取った情報を取り入れて、実行して、経験則的に理解していったという感じだ。 正直、順番に話すこと自体が個人的には難しくて、上手く書けなかったらごめんなさい。 あくまで要所要所に採用しているような感じだから、超絶スキル!という感じではない。 もちろん、ここに記載してあることが全て正しい事実ではなく、筆者の主観で書いていることなので、あまり真に受けないようにしていただきたい。 日常のスパイス的知識として、話題にしてもらえたら嬉しいという感じで。 ええ、まず、我々の脳は原則として“生存を最優先”としている、ということを前提として知っておく必要がある。 マリモは藻類だが、人類の脳は種が誕生してから1万年もの間、大した進化をしていない。 未だに、サバンナの中で生き残ろうとしているのだ。 僕はこの極端な前提を持ち出して、メンタルを安定させる時がある。この後話をする。 さて、そうすると安全な環境にいる限りは、環境の変化というのは単純にリスクになる。 超安全な洞窟から次の洞窟に移動する間に、獰猛な獣に襲われるかもしれないしね。 つまり、住んでいる場所、やっている仕事、食べている食事…これらが変わろうとすると、脳はストレスを感じるように作用する。 ホメオスタシス(恒常性)もこの作用の一つであり、とにかく危険な状態を避ける性質を脳は持っている。 習慣というのは、この生き残りやすい行動の積み重ねと言ってもいいと思う。 それは脳が死なない行動ショートカットを作っているみたいなものだから。 危険なものと言われたら、何を想像するだろうか。 例えば、人類の絶対数を減らしてきたものというのは、本能的に情報を取り、避ける傾向にあったりする。 毒、ウイルス、災害、戦争、圧倒的な暴力は単純に恐怖感を与えるのではないだろうか。 これらに対し、種として死を意識...