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【スプラ3】はじめてS+0に到達したその時に感じたこと

 Splatoonというゲームを始めて遊んだのは、2022年3、4月頃だったと思う。当時はまだSplatoon2で、ヒーローモードの全クリをコソコソと一人で楽しんでいた。ガチマッチを遊んだこともなくて、ずっとナワバリ遊んでたし、2のヒーローモードは凄い楽しくて、キャラクターを好きになるには十分な内容だったと思う。


2022年9月9日、妻と共通して遊べるゲームとしてSplatoon3を買った。

発売日ギリギリまでブレワイしか遊んでなかったことは置いておいて、今や“ハマっているゲーム”と言ってもいい程、Splatoon3を遊ぶようになった。


最初はヒーローモードだけ楽しめればそれで良いかなとも思っていて、APEX含め他のゲームも遊んでいたので、そこまで時間を割かないだろうと考えていた。

よくあるパターンだけど、一番近しい妻と遊べて、友達の多くがよく遊ぶとなるとやっぱり遊んでしまうわけで。

少し慣れてくるともっと強くなったら面白くなるだろうなぁってなって、動画見て学んで実際にやってみたら意外とうまくいって、練習して…。


気付いたら好きなゲームの一つになってた。はっきり言っていいと思う。


さて、せっかくハマったので目標を作ることになった。

きっかけは、あまりに上手な友達が多いために一緒に遊ぶことのハードルが高くなってしまった。

これは誰も悪くなくて、強いて言うなら自分に課した枷って感じ。被害妄想みたいな。

ちなみに、妻と遊ぶのはいつでも楽しいから対象から除外する。


そうすると、スプラで目標とするならいくつか段階があるわけで、僕自身はプレイ時間からしてほんとに初心者。


まずは、ウデマエS+0。


Xマッチの開放くらいまではやっておいたら、「お?スプラ3遊んでるね。」ってなるかなぁとかふわっと思ってた。

TwitterやYoutube界隈だと“XP1800 or 2000越えてないのはにわか”的空気も感じるが、そもそもウデマエA帯超えるのですら一苦労なんだぞって皆分かって言ってるでしょ。


まぁ、そういう宗教みたいな話は一旦止めよう。

僕がスタートしたのは2023年秋シーズンのリセットで迎えた、ウデマエB-。

まず最初に決めたのは、最後まで付き合っていくブキだった。


ナワバリやフェス、サーモンランばかり遊んでいた当時はスプラシューターを☆5になるまで使うという謎ルールで遊んでいたため、シューター系ブキとするのは違いなかった。

そして、2023年秋のアプデでスシ系のインクブレが17%軽減することが分かり、第2の☆5、使用率の高さからスプラシューターコラボを相棒とすることにした。


スシコラと決めてからは、好きなギアにどんどんギアパワーを詰め込んでいった。

サーモンランで貯まりに貯まっていたので遠慮なく使うことにした。

この際たくさんのギアパワー動画を確認して、自分が合っていそうな目標とするプレイスタイルに合わせてギアパワーを選定した。

基本的には、カムバ・ステジャン・ゾンビという前衛向きカスタムで、イカ速、サブ減、ジャンプ短縮、安全靴といったお守りを付けていくスタイルに決めた。


後は各ルールへの理解度アップをしながら、とにかく実戦だった。

借金を抱えたくなかったため、オープンを活用して練習とウデマエを積んだ。

B~A帯はポイント消費が100以下なので、オープン10~15勝で80~120pt溜めてからチャレンジする、を繰り返していった。

もちろん、得意なルールでチャレンジするようにしてたけど、1つのルールだけでは厳しくなることも予想してたし、絶対いつか全ルールにおいて勝てなければならないと考えてた。

だから、A帯昇格戦とかはあえて一番苦手なルールで挑んだ。こういう苦しい時に遊んで勝てないと続かないかなって。


出来ない自分、味方への擦り付け、時間があまりない焦燥感、うまくはなりたいけどあまりスプラにばかり時間をかけられない、あ、ああ、あああああ!!!


という時間しか覚えていない。


結果、A昇格戦のガチアサリでは何とか勝ち越せた。ギリギリの試合だった。

話は逸れるけど、4つのルールの中で、ガチアサリって一番チームワーク必要だと思ってる。

だからこそ、味方との意思疎通が出来なかった時のストレスが凄いんだと思う…。


さて、A帯。

同じようにオープンとチャレンジの繰り返しだった。ただB帯の時と明らかに違うことがあった。

受け取る情報量。

イカランプ、マップ、相手のスペシャル、ギア構成を見る意識が高くなってたと思う。

もちろん、常にできることではなかったけど。

そして、圧倒的エイム力の違いを見せつけられた時の絶望感がより増した期間でもある。


当然エイムの強化も図るが、何より立ち回りを学ばないとptもらえなくなったのがA帯だった。

後は言い訳にしないブキ構成差の有利不利判断は地味に必要だったと思う。

要するに、A帯でどれだけ情報を掴んで、自分の戦略に織り込めるかが試されていて、これが出来ないとS帯に行くには時間がかかる。

時間がかかるだけで、多分同じように遊んでてもS帯にはなれると思う。正直。


S帯昇格戦は全部で2回挑んだ。最初の1回は本当に悔しくてキツかった。

ただでさえ消費ptが多いのに、さらに削られるのはエグ過ぎる。辛い記憶しかない。

この時から台パンが増えて、妻がピコピコハンマーを買ってくる程だった。←

しかし、このピコピコハンマーが本当に良い影響を与えてくれた。


台パンは、誰も幸せにならない。


それを想起させるのに十分なシンボルだった。机に置いておくだけで精神が安定する。

驚いた。


話は逸れたが、いよいよS帯だ。初めての到達した。

この時点で「もうよくないか…。」そう思ったが、せっかく頑張ったのにもったいないという気持ちもあった。


しかし、地獄だった。精神が安定しない。悔しかった。


曲がりなりにも社会人やって長いのに、仕事以外でこんなイライラすることがあっただろうか。

不甲斐なすぎる。言っちゃ悪いけど、ゲームにこんな気持ち注いで一体何が残るんだよ、とさえ思い始めてた。

ああ、この気持ち、他のゲームでも感じていたなぁ。


少し、距離を置いた。


全然勝てない。何故だ。


ふと、同じS帯で遊んでいる実況動画を見た。ただS帯の理不尽を全て感情にぶつけて、挙句の果てに号泣してたりする、そんな動画。

凄いと思った。気持ちを全て乗っけて、ただただ勝ちたいという気持ちで遊んでたからだ。

その方は動画中、こんなことを言ってた。


「周りの皆はさも当たり前のようにうまくなってS+0行くじゃん。なんでだよ。悔しいじゃん。」


色々な受け取り方はあるけど、個人的な解釈でなるほど、と思った。

比較だ。比較。誰かと比べてしまうんだ。

それとマウント。マウントを取ってくる連中も少なくはない。

“XP1800以下は下手”とか、ネットに蔓延る謎評価がすぐに思い浮かんだ。

それに対して、悔しいから頑張ってるんだ、というのはシンプルに凄いと思った。

そんな原動力、今の自分にあるだろうか、とも思った。


直接的でないにしろ、これをきっかけに少し吹っ切れた。

足りないことをまず確認した。極めて冷静に考えた。昔、別ゲーでゲーマーやプロゲーマーからよく聞く言葉を思い出した。


「ゲームが上手いっていうのは、ゲームへの理解度が高いと言っても過言じゃない。」


僕はこのゲームへの理解度が足りていない。例えば、ルールの仕様。

ガチエリアで2つエリアのある場合、片方を塗り切っても相手のカウントは止まらない。

最初にエリア確保してめっちゃカウント進めても、ペナルティptで相手との差は埋まりやすくなる。

ヤグラが自陣側にあるときは誰か乗ってる方が若干早いし、関門カウントも同じ。

アサリはゲーム開始からの経過時間とゴールの開閉で出現頻度や数が変わる。

ガチホコは自陣側で落下すれば中央に戻せる。どっちかが割れば確保は出来る。

こういう細かいルール、仕様はそういえば理解していないな。


他にも、武器の特性、スペシャルの相性、得意な距離、まだまだたくさんあった。


あーあ、まだまだやることたくさんあるんだなってなった。


これに気づいてからは、非常に安定した精神でバンカラマッチに挑めた。

バンカラマッチというのは、Xマッチと比べて非常に緩くブキが構成される。何が不利でどう有利にするか。


何が言いたいかというと、反省しやすくなったんだ。


足りない情報、取ってない情報は何だろうとか。どいつに負けやすくて、いつの位置が悪かったかとか。

自分のプレイへの理解も含めて、反省しやすくなった。

これが出来ると自然とイライラすることが少なくなる。けど、逆に本当に理解不能な事態が起こった時は、もうピコピコハンマー連打するしかない。


そして、ついに来たS+0昇格戦。1回目は惨敗だったが、理由は明白だった。

それからというもの、緊張しながらも2回目を挑み、見事に昇格できた。

昇格確定したその瞬間は歓喜した。「っっっしゃ!」ってガッツポーズしたよ。


そしてその後、


「はぁ…疲れたな…。」


猛烈な虚無感だった。


その日はもうSwitchの電源を切った。


翌日、いくつかのスプラ動画を眺めていた。とある切り抜きで見た言葉がある。

「ライト層っていうのは、目標に到達してもうそのゲームを遊ばなくなる層のことだよ。」

確かにそうだと思う。僕は所詮ライト層なのかと思ってしまうくらい。


でも違うと思う。少なくとも否定はしたい。自分の実力は確認したかった。

ここまで正直楽しいより苦しいが長かったからだ。Xパワーどれくらいなんだろうって。

個人的に今までにないくらい頑張ったつもりだから、報われてくれって思った。


各ルール、Xパワーの測定が終わった。

エリア:1627.9

ヤグラ:1419.0

ホコ:1708.7

アサリ:1606.8

そっか、“にわか”だったか、そう思った。


このゲーム腹立つわ。


何なのマジで。誰だよ、XP1800いってないと云々って言ったやつ。遊びづらいわ。

塗ってるだけで楽しかったのに。ふざけてるって。


僕の時間、これ以上奪わないでもらっていいですか、ほんと。

あーあ、S+10行っておいて、冬はXマッチ潜ろうかな。


嫌いだわ、このゲーム。


僕は一般プレイヤーマリモだし、上手くはないけど、スプラ3はまだ遊ぶよ。

ただ、MTG ARENAもあるし、家のこともしたいし、仕事も頑張りたい。

ほどほどに付き合っていこうかなとは思う。


だから、もしこの記事を読んでくれたなら、いつか一緒に遊ぼう。

そしてこのゲームの愚痴を吐きながら、床を汚そうぜ。


ももも、マリモ7号でした。

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