本シリーズは筆者が日頃思っていることを短めの文章で紹介しながら、社会人としての悩みや思考、メンタリズムを垣間見れるちょっとしたお話を載せています。 読者の皆様の私生活のお役に立てたり、面白がってもらえたら嬉しいです。 ーーーーーーーーーー #5 担当者任せというか、担当者頼り 僕の職場では不具合や改善点を指摘すると、指摘した人がその解消や改善を担ってしまうことが多々あり、発言を控えるということが日常的に起きています。 管理者がただ聞き出したいだけと言っても、その事について詳しい「聞き出した人」に仕事を振ってしまうことが多々あったことも背景にあるようです。 結果的に担当者になってしまったケースもあるでしょうけど、これが続くと本当に解消や改善しなきゃいけない時に、誰も何も言ってくれなくなって問題になってしまいますよね。 それでも成り立ってるのは、自分事化してやってくれる人が少なからずいるからなんですよね。 そんな職場にもう10年以上勤めてきたわけですが、最近ではこの現象の様子が変わってきたように思います。 簡単に言うと、不具合や改善点に気づける中堅以上が少なくなってきたこと、その対応が出来る若手が少ないことが要因となり、担当者に頼らざるを得ない状況になっているのでは、と感じています。 若手は若手で頑張っていると思いますが、世代交代の度に、いわゆるノウハウなどの伝承が不足してしまう、という課題と彼らは向き合ってきました。 向き合ってるだけで解決をしていないです。 僕に関しては、それまで仕組み側の人間ではなかったため、向き合うことすらしてませんでした。 冷たいでしょ、他人事みたいに。 しかし、いざ仕組み側に足を踏み入れると、これが非常にまずい状況だったんだな、震え上がるようなことだったんだな、と気づいてしまいました。 仕事は淡々とこなすが、細かい不具合が積み重なっていき、やがて大きな過ちに繋がる。 そしてそれは、5年後、10年後、20年後の未来で起こるかもしれない。 そんな状況だと、5年後、10年後、20年後… 大変になっちまうじゃねぇか(僕が)!!!!! 誰も得しないよ(特に僕が)!!! 僕はね、楽しく平和に仕事してスッと帰れて、それが気づいたら世の中の役に立ってたら良いと思うんですよ。 担当者に頼ってばかりでは、業務負担過多をはじめとする属人的リスクが横行して、僕の職場...