有給休暇はなるべく有意義なものにしたいのが会社員としては自然な感情だと思う。僕としては妻や家族との時間を過ごせるのが一番いいし、少なくとも前向きな気持ちになれることに使いたい。
しかし、昨日はどうだ。お休みを取ったのは、残念ながら実家に帰る必要が生じたからだった。
高齢である我が父の会社経営について、県の相談所に言って、相談をしなければいけないからだ。
父の会社は従業員が3人の小さな運送会社で、従業員の平均年齢は一般的な企業の定年を超えている高齢企業だ。
相談所には父と僕と姉の3人で向かった。普段、両親の世話をしている姉が一人では不安であることと、僕自身も慎重に確認しておく必要があると思ったからだ。
着いて早々、名刺交換を行い、必要な情報交換をした。
幸か不幸か、7割くらいは僕が想定していた結果となりつつも、今後のアクションが実質1つに絞られてしまったことがわかった。
ああ、父よ、ちゃんとしないと損しかしないんだぞ。
そんなことを心の中でつぶやきながら、会社員として10年は働いてきてある程度きちんとしてきて良かったと思った。
足腰が弱った父を支えて歩きながら、姉の運転で実家に帰った。
帰り道では、姉と久々に世間話をした。
姉弟とは不思議なもので、久しぶりでも楽しく話し合えるものなんだね。
話の中で、義兄(姉の夫)が子供が生まれたことで家族を支えられるかプレッシャーに耐えられず、姉に仕事をしてくれと懇願したという話が個人的には面白かった。
それと、父のボケが夜になるとひどくなるのか、5回くらい同じことを聞いてきたが、不思議と全くイラつくこともなく素直に答えられた。
多分だけど、会社の困った若手の方が正直イラつくので、可愛いものだったのかもしれない。
両親と姉に別れを告げた後、長い道のりを運転して帰ったつもりだったのだが、気づいたら家についていた。
早く帰って妻と通話したかったので、無心で帰ったのだと思う。
毎日電話しててもやっぱり会いたいねという気持ちをお互いに確認し合った後、妻がお友達とも遊んでいいんだよ、と提案してくれたので、早速友人たちに声をかけた。
それはそれでとても楽しい時間を過ごせた。ありがとう、マイフレンズ、大好きだぜ。
その後、通信状況が悪くなったことで妻に不安感を与えてしまったことに後悔をおぼえつつも、おやすみ出来て良かったと思いながら眠った。
ももも、マリモ7号でした。
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