私のようなプロのサラリーマンはある程度の理不尽に対してそこそこのストレス耐性を持っています。
しかし、「いやまてほんまこれどうしようもないな…!」みたいなことに対しては防御力上げる意味もないので、シンプルにエネルギーを吸われるわけです。
ひとつ、こんなことがありました。
藻は関連部署の検討のために、先方の担当者から関東に使用する物品を明日中に社内便で届けるよう依頼されました。
依頼された時間は定時過ぎですので、社内便もない。明日中に送らねばいけないです。
しかし、藻は家族との大事な予定があるため明日はお仕事をお休みしています。
そこで藻は後輩にお願いしました。
藻「後輩くん、同僚さんに倉庫から出すように頼んで、これ明日社内便で送っておいてもらえないかしら?」
後輩「はいっ!わかりましたっ!」
返事がいい。念のため自分の上司にも伝えて藻は帰りました。
翌々日
後輩「すみません。同僚さんが捕まらなくてそのまますっぽかしてしまいました…。」
さて、どうして藻の頼み事は実行されなかったのでしょうか。
ここで後輩ちゃんにバチクソにキレ捲し立ててもいいんですが、プロサラリーマンなのでそんなことはしません。
どちらかというと、藻の方が悪かったと反省しました。
何故なら後輩くんは藻ではないからです。
同じ思考で動くはずもなく、この頼み事がどれくらいの優先度なのか、早く済ませるにはどうしたらいいのか、同じことを考えられるような経験も不足していることを理解していました。
それなのにあんな頼み方をしてしまったんですね。
結果論ですが、いくつか“こうすればよかったな”というところを挙げます。
・この物品を送ることの重要性をしっかり伝える
・もう少し細かい進め方を教える
※この物品は同僚さんに頼まなくても自分で取りに行けるもの
・伝えた上司にリマインドするようお願いする
・そもそも自分で前日のうちに数分残業して社内便に入れておく
などなど、仕組みが悪いとか挙げようと思えば環境要因の情報がないですし、いくらでも挙げられそうですね。
やはり、誰かに頼み事をする時は、その内容を既に理解していない限りは、伝える方が責任を持って頼む方が確実です。
「頼むべき」ではなく、「この方がより確実」なのです。
頼む方と頼まれる方の認識が違う限りはリスクを許容た方がいいと思います。
これって家族間だと何故か無視されがちな考え方なので、個人的には注意したいなと改めて思ってます。
ま、
この考え方自体をわかってもらえない人もいますけどね。
ほんまこればっかりはどうしようもないな。
ももも、マリモ7号でした。
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