年末年始、各所親戚の元に向かい、諸々の挨拶を済ませて、無事自宅に帰宅して、仕事始めも無事出来た。
しかし、異変は仕事始めの翌日に起きた。
仕事始めの夜、僕は宿直ということで会社に泊まった。
だけど、あれ?
あれれ?
喉が変だぞぅ?
いやいやいや、乾燥のせいだ。きっとそうに違いない。
翌日、宿直からそのまま職場に直行し、大事な月初めの処理を終わらせたその時。
仕事始め独特の緊張が解けたせいか、身体がふらつく・・・これは・・・
風邪の予感。
すぐさま怪しいと思った僕は、上長が席を外していることも気にせず、その場にいる同僚に伝え、会社を後にした。
帰宅直後、すぐさま測った体温は37.5℃を超えた。
マリモの平均体温は、35.5℃くらい。平均よりも2、3℃高いのは実は辛かったりする。
ああ、風邪だ。
身体の節々が痛い・・・インフルエンザかな・・・。
妻に連絡して、すぐさま病院に電話。しかし、年始すぐの三連休だ。
当然のように発熱外来はいっぱいだから、もう受付できないと言われる。
わかった・・・明日にしよう。明日に。
その日、僕は眠れなかった。
身体は痛い、喉が痛い、息が苦しい、熱い・・・
朝、9:30に開くかかりつけの病院に妻と行った。
すぐ入れると思ったが、やはり発熱がある場合は先に電話受付ということだった。
寒空の下電話を続けるが、10分以上通話中で繋がらない。
終わった。
マリモの住んでいる地域は、医療と教育が雑魚だ。
市役所のHPに記載されている発熱外来を受け付けている病院に全て電話を掛けた。
どこも受けてつけてくれなかった。
妻は怒ってくれた。「死んだらどないすんねん!」みたいな感じで。
休めば大丈夫だ。昨日も今日も抗原検査は陰性だった。きっと・・・
翌朝、仕事に向かった妻を見送り、抗原検査を行った。
・・・!!
陽性だった。僕は絶望した。
接客業に従事している妻に迷惑をかけた。仕事帰りの妻に涙ながらに謝った。
お互いに体調に気を付けようと声を掛け合っていたのに、情けなくなった。
その夜、葛根湯だけを取り込んだ身体で眠った。
情けなさで思わず涙した。体調管理も出来ない自分が悔しかった。
その時も妻に慰めてもらった僕は寝ようとした。
いや待って、
喉痛っ!?
結果、眠れなかった。三夜眠ることは叶わなかった。
マリモは幸いにも咳は弱く、鼻水もなかったが、とにかく喉が痛かった。
この世のものとは思えない痛みだった。唾を飲むだけで気絶するかと思うくらい痛い。
その夜、やはり痛みで眠ることは叶わなかった。
10分毎に起きては、塩うがいをして喉の殺菌を懸命に続けた。
多少は良くなったが、痛み自体はなかなか引かない。
抗原検査陽性になると住んでいる都道府県の陽性者情報センターとやり取りをして、陽性者登録を行う。
その際、罹患して困ったことなどを相談できるのだ。
僕は何としても喉の痛みを緩和したくて、相談した。
電話越しの看護師さんが親身に教えてくれた。
それを聞いて、妻に薬の調達をお願いした。
心苦しかったが、手段が他になかった。
そして、薬をキメまくった。
今回のコロナ罹患で最も勉強になったのは、この喉の痛みへの対処方法だった。
いくつかある痛み止めはそれぞれ期待する効果が異なる。
マリモが伝えられるのは、喉が痛い時はアセトアミノフェン系の痛み止めで間違いないということ。
今回は、「新セデス」を頼らせてもらった。トローチよりは効果を感じた。
その他、痰を排出しやすくする薬を摂取した。
実は3日目の昼間、妻が仕事に行っている間、痰を出そうとして2度程嘔吐した。
粘度が凄かったのだろう。吐いてでも出したかった。早く治すために。
薬でキメまくってからは回復傾向だった。
何より幸いだったのは、妻に感染しなかったこと。
免疫は出来ないが、こんな苦しい思いは出来ればしてほしくないとも思った。
パワフルビューティフルキューティーボデーに感謝。
抗原検査の陰性が確実になった頃、在宅から仕事に復帰していき、年末以前の生活に戻っている。
今回のコロナ罹患によって、僕の中で確かに実感したことがあった。
独りじゃなくて
本当に良かった。
皆も辛い時は、絶対誰かに頼った方がいい。あなたを心配してくれる人は絶対いる。
そんなことを本気で思った。そういう良い機会だったと今なら言える。
出来ることなら罹らない方がいい。それだけは本当。
今後も気を付けていきたい。感染予防対策、油断しないように。
本人的には十分大事だったかもしれないけど、重症とかにはならなくてよかったね。
返信削除あと藻類なのに人間みたいな温度なんですね(笑)
本当に軽症で良かったよ…。
削除コロナってぇのは、体温すら限界突破するんだよ(震え声