最後の投稿が2026年6月15日ということは、本当に繁忙期の間だけ、音信不通だったということになる。
それもそのはず。本当に忙しかったからね。
私は、材料の製造業におけるあらゆる管理業務に携わっているのだが、この繁忙期の間は、新たな仕事を任されていた。
それは、非定常作業期間中の全体管理だ。
どんな仕事かというと、製造を数ヶ月止めて、メンテナンス期間に入る製造所でおこるあらゆる業務の管理をするのだけど。
例えば、協力会社を含めた従業員の安全体制や変更点の管理、官庁申請、不具合の協議、他部署との折衝など、全部だ。
責任者は、引き続き管理職に任せることになる。
そう、僕は決して管理職ではない。
ただ、管理職に近い立場で現場側を俯瞰してみながら、管理をしなくてはならなかった。
以前までは1人の作業者として携わってきたこの繁忙期の作業を、突然全体管理することになったわけだ。
それも、ベテランが異動したことで、誰もやってくれる人がおらず、とりあえず、やれそうな人ということで、僕が矢面に立つことになった。
超駄々をこねれば、もしかしたらやる必要はなかったかもしれないけど…今後のことを考えたら、必要な経験と理解して、引き受けた。
結果、信じられないくらい忙しくなって、この2ヶ月間は残業代だけでボーナス分稼げる勢いだった。
問題はいくつもある…正直、今、簡単にはまとめられない…。
ここで語っておきたいのは、以前も記事にあった「出来ることが限られる人の使い方」に繋がるお話。
結論だけ言うと、僕はそんな人達のカバーに回りまくったことで、全体管理が中途半端になってしまい、なおかつ、初めての業務をよくわからない中で処理し続けるしかなかった期間だった。
特に初めての業務においては、その量が例年とは比べものにならないほど凄まじく、もっとも時間を使うことになってしまった。
凄く単純に考えれば、その方々を攻め立てたいところではあるが、俯瞰してみると最終的には組織の問題になる。
僕たちの仕事の目的は、あくまでモノづくりであって、正直それが達成できれば、彼らの文句を言ったり、考えたりするのがもったいない。
そんな人達が責任ある立場にも関わらず、その仕事を全うしなかったとしても、我々組織の使命であるモノづくりができなくなってしまうのであれば、その使命を担う組織の誰かがやる必要がある。
しかし、僕らも人間、「なんで、あいつがやらないのに俺達がやらなくてはいけないのだ。」「助けてやる義理なんてない。」というのは必然の感情だと思う。
幸い、これまでの行いもあって、僕はそんな風に思われることは少ない方だったため、助かった。
しかし、僕以外がそうでないとしたら、どこかの業務フローで滞りが生じることになる。
全体最適…全体最適…いやもう、何が最適かがわからない。
ただ、フォローをしない方が、自分にも都合が悪い。そういう立場だった。
全体管理、というのは、そういう人たちの使い方、フォローも評価対象だ。
上司も同僚も、個人が悪いと言ってくれるが、俯瞰して見た時、僕が外部の人間だったら、管理者が悪いって思う。
その時のリーダーは誰だったのか、という話は絶対に出るのだ。
ここで周囲の評価に甘えたとして、全てが終わった後に自信が持てるだろうか。
たくさん残業して、家庭に時間を割けなかったのに、やり遂げないまま、妻子に顔向け出来るだろうか。
AIに仕事を変わってもらっても、人間同士のコミュニケーションはよりシビアなものになっていく。
人と関わらなくなるからこそ、人との関わりを大事にしなくてはならない。
それは、評価だけでなく、普段の会話や小さなやり取りでも同じ。
何が大事で、本当にやらなくてはいけないことは何だったのかを常に問われている。
この繁忙期においては、とにかく、次のモノづくりまでの間にやらなくてはいけないことを、確実に終わらせる必要があった。
しっかりと、自分の意思で仕事を全うしたかった。
だから、どんなに足を引っ張られようが、それに納得しない人がいようが、仕事の手は止めては目的を達成できない。
自分が損する?
違う、「今の自分が損する」のであって、最終的には「明日の自分は大きくは損しない」し、「やって良かったと思える」のだと感じた。
現に繁忙期が終わった後、僕の一挙手一投足は繁忙期前よりも影響力を持つようになったと思う。
言葉に力が入りやすくなった(仕事場限定だが)。
もっと言えば、この経験を通して、もっと物事を俯瞰して見れるようになった。
いわゆる良い経験というやつだと思う。
ただ、そうなったことで、色々な問題点に気づくようになってしまった。
だから、管理職やリーダーたちは苦労してたんだ。
今日できること、明日できること、自分のやりたかったこと、出来ないことと向き合いながら、以前より対話を大事にしなくてはならない。
コロナやAIは、これら自身に変革の力があったにしても、それよりあらゆる問題点を浮き彫りにしてくれたのだと思う。
例えば、対面で話すことの大切さ、人間がやるべきこととは何か、とか。
コンフォートゾーンから抜け出せとか、殊勝なことを言いたいわけじゃないが、今のままで良いのか…これは確かに、ふと考えておく方が将来には良いかもしれない。
それはもちろん仕事だけじゃなくて、ね。
次回は、私生活編。繁忙期の生活で感じたことを記事にします。
ももも、マリモ7号でした。
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