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3月, 2024の投稿を表示しています

厨二病だと思ってた脳への興味が今では役立ってる件 後編

脳について、一番最初に触れた時代の話を 前回の記事 でさせてもらった。学力もない、塾も通えない、お金もないマリモにとって、窮地を救った“脳の特徴”を意識した勉強法。今回は、そんな“脳の特徴”について、マリモ自身が普段生活の中で意識していることを書いていこうと思う。 先に言っておくと、マリモは脳科学などを専門として勉強したこともないし、何のホルモンがどう作用して、何とかという神経伝達物質がどうなったとか、記憶にはあまり残していない。 実用書などの本から読み取った情報を取り入れて、実行して、経験則的に理解していったという感じだ。 正直、順番に話すこと自体が個人的には難しくて、上手く書けなかったらごめんなさい。 あくまで要所要所に採用しているような感じだから、超絶スキル!という感じではない。 もちろん、ここに記載してあることが全て正しい事実ではなく、筆者の主観で書いていることなので、あまり真に受けないようにしていただきたい。 日常のスパイス的知識として、話題にしてもらえたら嬉しいという感じで。 ええ、まず、我々の脳は原則として“生存を最優先”としている、ということを前提として知っておく必要がある。 マリモは藻類だが、人類の脳は種が誕生してから1万年もの間、大した進化をしていない。 未だに、サバンナの中で生き残ろうとしているのだ。 僕はこの極端な前提を持ち出して、メンタルを安定させる時がある。この後話をする。 さて、そうすると安全な環境にいる限りは、環境の変化というのは単純にリスクになる。 超安全な洞窟から次の洞窟に移動する間に、獰猛な獣に襲われるかもしれないしね。 つまり、住んでいる場所、やっている仕事、食べている食事…これらが変わろうとすると、脳はストレスを感じるように作用する。 ホメオスタシス(恒常性)もこの作用の一つであり、とにかく危険な状態を避ける性質を脳は持っている。 習慣というのは、この生き残りやすい行動の積み重ねと言ってもいいと思う。 それは脳が死なない行動ショートカットを作っているみたいなものだから。 危険なものと言われたら、何を想像するだろうか。 例えば、人類の絶対数を減らしてきたものというのは、本能的に情報を取り、避ける傾向にあったりする。 毒、ウイルス、災害、戦争、圧倒的な暴力は単純に恐怖感を与えるのではないだろうか。 これらに対し、種として死を意識...

厨二病だと思ってた脳への興味が今では役立ってる件 前編

 誰しもとまでは言わないが僕が知る限りは多くの人間が知っている「厨二病」。 マリモも生物として例外なく(?)通ってきた道の一つであり、その形は様々だと思う。ちなみに指無手袋は小6の時に通過済み。 さて、今日のお話はその時からあった興味が今でも続いていて、考え方の根底にまで根付いてしまったという内容だ。 あ、その前に、藻類の何気ないエピソードや少しうまくいった話を何でもかんでも自慢話ととらえてしまうタイプの人はここで読み終えて、ブラウザバックした方がいいと思う。 いくつかある藻生の節目を乗り越えた話もあって、それは決して僕自身も成功体験と自慢できる話ばかりではないことを先に言っておこう。 話は戻って中学二年生の頃、マリモは約140名いる同学年のうち、中間や期末テストの全体順位が90~100位の低学力藻類だった。 当時は将来のことなんてろくに考えもせず、ただただ毎日を暇つぶしのように生きていた気がする(厨二っぽい表現キター!)。 ある時、ふと父藻から進路のことを言われた。 父藻「申し訳ないけど、お前は公立しか行かせられない。」 終わった。 もちろん、兄藻と姉藻は見事にそのハードルを乗り越えたことを僕も知っている。 話は逸れるがマリモ家は極貧とまではいかなくても貧乏寄りではあった。 衣食住もあって勉学に励めるだけの環境はあるが、父藻(75)、母藻(55)の高齢者夫婦。 とっくの昔に定年を迎え、父藻が60の時に予期せぬ子供(実際言われてたけど、良い意味でね)として生まれたマリモは、そんな事実すら分かっていない若造だった。 それに、ただでさえ低学力藻類だったやつが、公立高校なんて今からでは間に合わない。 結果、「え!?は?!無理だし!は!?」と思ってしまうわけだ。 しかし、14歳ながらも“中学浪人”というパワーワードは、深く心に突き刺さった。 両親には申し訳ないが、生まれた環境を呪いながらも進学しなければ、僕の生活、藻生が危うい状況に陥ってしまう。そう強く思った。 とにかく学力。学力だ…!5教科280点から420点まで上げなきゃいけん!!! でも、ただ勉強するだけじゃだめだ…どうしよう…どうしよう… 苦しんでいる時に誰から教わったか忘れたが「寝る前の1時間は暗記すると良い。」ということを聞いた。 その時、マリモは素直な気持ちで「何でだろう。」と思ったのだ。 この発想が...

よわい30

 齢50までだった人間の寿命は、2024年には100を越えることが珍しくなくなってきたかもしれない今、齢30なんてまだまだ若造だということはわかっている。 だけど、どうも100年ある人(藻)生の中できっと何回かある転機というものはどんなに先延ばしにしようとしても必ず降りかかってくるらしい。 現時点までの経験則としては、25、28、30、33歳がそれにあたるかな。 今がその時だと感じると、僕は「あ、習慣を変えないといけない時期か。」と思いながら、強いストレスを同時に感じる身体になってしまった。 ストレスというのはネガティブな意味ではなく、そのまんまの意味で捉えてほしい。 家を建てる、子を授かる。 金がかかる、命がかかってる。 24時間中、8時間仕事して、6時間睡眠して、2時間飲み食いして、1時間生理現象と向き合って、残りの7時間をいかにして過ごすか。 習慣なんてそんなもんかもしれない。 1日の内4~6時間をどのように過ごすかを決めるだけ。 それだけなのに物凄いストレスを感じるのは、ホメオスタシス、バイアスに抵抗しているからなのだ。 腹立つわ、このシステム。 今まで2時間割いていたゲームの時間がなくなるかもしれない。 今まで2時間割いていたアニメの時間がなくなるかもしれない。 今まで1時間割いていた何となく動画を漁る時間がなくなるかもしれない。 今まで3時間割いていた動画のカット&テロップ入れが出来なくなるかもしれない。 今まで1時間割いていたブログを書く時間が無くなるかもしれない。 今まで2時間割いていた… こんな感じで他人から見たら死ぬほど無駄な時間だけど、楽しみにしていた時間がなくなるかもしれないんだよ。 この2時間は勉強に割いた方がいい。 この2時間は料理の練習に割いた方がいい。 この1時間くらいはストレッチや筋トレに割いた方がいい。 この3時間は部屋の片づけをした方がいい。 この1時間はQOLを上げるためのアイデア探しに割いた方がいい。 この2時間は… こんな感じで思いつく限りお洒落でインテリで生真面目かもしれない時間にした方がいいって言われたら特に否定する理由もないんだよ。 「面倒くさい。」とか「辛い。」とかそういうことじゃない。やった方がいいんですよ。 頭ではわかってるはずです。誰しも。「ああ、やった方がいいんだろうなぁ。」って。 習慣になっていな...