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6月, 2025の投稿を表示しています

【小言】サラリーマンショートショート#6

 本シリーズは筆者が日頃思っていることを短めの文章で紹介しながら、社会人としての悩みや思考、メンタリズムを垣間見れるちょっとしたお話を載せています。 読者の皆様の私生活のお役に立てたり、面白がってもらえたら嬉しいです。 ーーーーーーーーーー #6  イズ ディスコミュニケーション??? 今日あったことをありのまま話そう。 僕はデスクワークが主の日だったが、部下Aは他グループのB先輩と後輩Cと現場仕事だった。 部下Aは3連休明けで雨のせいか、低気圧にやられていると報告してきて、気分が悪いようだ。 3連休取っていた部下A、割と重要なデスクワークのあるB先輩と後輩Cは当然のように部下Aに現場仕事を任せた。 僕が部下Aなら、この時点で自分に仕事の裁量が任せられているので、必要な事項を確認の上、自由に休憩したり、現場行ったりするので、何も問題のない話になっているだろう。 しかし、そうではない。 部下Aは、同じ仕事に3人も割り振られているのに、自分だけ現場仕事が納得いかなかったようだ。 ちなみに、B先輩は休日出勤していて、後輩Cは2連休してるので、一番休んでいる部下Aが現場仕事メインで良いでしょうというのは、職場の中では暗黙の了解である(良い風土ではない)。 部下Aは、現場仕事の内容をちゃんと把握していなかったこともあり、彼の立場としては「連休明けにわけのわからん作業を一人でやらされていつ休憩していいかもわからない。」という状況だと主張してきた。 一方、B先輩と後輩Cは任せた現場仕事は規則上、付きっきりである必要もなく、彼の裁量に任せているため、自由に休憩を取るなりすればいいと認識している。 何も難しいことをお願いしていないと思っているのだった。 気付いた人もいるかもしれないが、B先輩と後輩Cはデスクワークを優先的にやりたいこと、そのため、部下Aに現場を任せたいことを伝え、部下Aは現場仕事の内容を把握し、B先輩と後輩Cの状況確認をしていれば、何の問題もない仕事だと思うのは僕だけだろうか。 そううまいことはいかず。 部下Aは感情的になり、状況を確認したB先輩に反抗的な態度を取った。 この状況、非常に遺憾に感じた僕は、 「部下Aさ、この現場仕事の内容把握してたらそんな態度取る必要もないし、B先輩と後輩Cとやり取りしていれば、そんな態度取る必要ないよな?調整してよ、これぐらい...

惰性で過ごすのと習慣であることは違うと思う

 忙しい時こそ思うことがある。「あ、今凄く惰性で過ごしてるかも。」って。このブログで度々話題として、生活する上で無意識に行えることは習慣である話をしているが、この“惰性で過ごす”とは住み分けたいという話をする。 ある忙しい日の話。 早朝に起き、妻と子が寝ているのを確認して、寝室以外のカーテンを開ける。 朝ごはんにカスピ海ヨーグルトのはちみつがけ、ヤクルト、シスコーンの牛乳浸しを頂く。 仕事着に着替え、時間を確認しながらトイレを済ませておく。 おっと、そろそろ出発する時間だ。 はい、ここまでは習慣で間違いないと思います。 さて、ドアを開け、外に出てから鍵をかける。 車に乗り、エンジンをかけておく。出発前に、スマホのBluetoothで音楽でもかけようや。 そこから会社に着くまで楽しく…あれ、もう駐車場だ。 はい、この運転している間、記憶が飛んでいます。僕的には惰性です。惰性。 安全運転したか?前と後ろの車の種類なんだった?トラックじゃなかった? 学生が自転車漕いでなかった?道路を渡ろうとしてた人いなかった? ぶっちゃけ安全運転してたかももう怪しい。 家から出たらしばらく住宅街だから、余計怖い。 会社に着いてからの話だったね。 … ……… 記憶がない。もう定時過ぎてる。 超、惰性だろ。 全ての仕事に対し、恐らく自分が出来得る限りの効率で進めてたはず。 何のためにやっていたか、本当に考えていただろうか。 楽しみにしていたはずのお昼ご飯も美味しかったか、ちゃんと妻にLINEしただろうか。 少し残業しながらも、お子のお風呂には間に合いそうだ。 さて車に乗って… … …… あっれ、もう家だ。夜道の道路見えてたっけ。 人気の少ない道で、渡ろうとしていた人はいないだろうか。怖すぎるって。 こういうところは惰性で運転しちゃダメだよ…危ないよ。 家に着いた後は、お子をお風呂に入れて、寝かしつける。幸せな時間だ。 妻と話したり、ゲームや漫画、好きなことをして、少し早めに布団に入る。 枕の気持ちの良い冷ややかさとぬくぬくの毛布、今でも思い出せる。 家にいる間は常に習慣で過ごせているようだ。 もうわかった人も居ると思う。 惰性は本当に何も考えていない状態で習慣による自動運転をしているようなことだと僕は思う。 そこには思いもなく、生き物が環境に適した行動をしているだけという感じ。 これ...